小児科 育児相談 乳幼児検診 山形 山辺こどもクリニック お知らせ

カゼ情報 18の19

  外来でサンタさんがきたらお礼の手紙を書こうと子どもたちに話しています。なんとなく感謝を伝えることもなく過ぎ去ってしまうのも時代なのでしょうか。
  発熱後2〜3日で水様性の下痢と2次性のマヒ性イレウスを起こして嘔吐するアデノウイルスによる感染性胃腸炎も下火になってきているようですが、嘔吐を主として普通便の排出後に軟便化するノロウイルスと思われる感染性胃腸炎が増加しています。加熱調理をすることのほかにトイレの手拭きはできるだけ別々にする必要があります。また子どもたちの手荒れもひどくなっているのも冬期間の特徴です。お湯の手洗いのほかに石鹸で強く手洗いをすることが原因として考えられ流水による手洗いで十分であることを知ってほしいと考えています。
  これからインフルエンザが流行しますが、暖かったせいでインフルエンザ流行前に流行するはずのパラインフルエンザが流行しておらず注意しながら問診と診察していくことが小児科医にとって必要だと思います。また天気が次々と変化しやすい時期でもありアレルギー性鼻炎による咳、気管支喘息発作にも注意が必要です。喘息発作での呼吸苦は児の多動性や多弁性で気づかれることもあり変だなと思ったら児のシーソー様呼吸や陥没呼吸を必ず確認しましょう。
  完全母乳児が冬期間Vit.D欠乏状態に陥ることが多いと報告されており天気がよければ暖かい日中に短時間でよいので外に出てみましょう。このほか小児科学会では乳幼児におけるVit.B1不足が経口補水液の大量に与えることによって起きている現状を指摘しています。不必要なものはあまり与えないよう注意しましょう。

病原体検出情報11月初旬〜中旬

咳の出るカゼ
パラインフルエンザ1型 寒河江3 河北1
ライノウイルス 寒河江1 中山1 河北1 朝日1
エンテロウイルス68 中山1 喘鳴発作で入院加療
咳の出ないカゼ
コクサッキーウイルス 大江1 朝日1 山形1
エコ―ウイルス 寒河江1

迅速診断検査について
保育所,幼稚園,学校などで流行していない場合、通園・通学施設に感染性疾患の児がいるからといって臨床症状と所見・接触のない場合には基本的に行いません。医師の判断に任せましょう。痛みの伴う検査はその必要性を考えて行います。

風疹の流行について
30〜50歳の男性で流行しています。妊娠する可能性のある女性が多い職場(特に幼稚園,保育所,銀行,医療機関,公務員などあるいは出張の多い職場)の男性は麻疹・風疹混合ワクチンを早めに接種しましょう。


診療予定表
12月19日(水) 山辺町1歳半健診 13:30〜14:30 山辺町保健福祉センターきらり
1月9日(水) 山辺町3か月9か月健診 13:30〜14:30 山辺町保健福祉センターきらり

年末年始休暇
12月29日午後から1月3日まで

休日・祝日の急患診療について
午前9:30まで医院へ電話してください。転送しての予約診療となります。
ただし1月1日は診療しません。
1月20日はBCG講習会(東京出張)のため診療できません。